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コロムナ小旅行・モスクワ郊外

授業の予定が突然潰れたのでモスクワから105キロ

モスクワ郊外の街、コロムナにいってきました。

私は今回ВЫХИНО(ヴィヒノ駅)からエレクトリーチカに乗って

2時間

コロムナ駅へ

実はこのエレクロチーチカ最近学割で50パーセント値引きが適用されるようになりました。

通常220ルーブルなので片道110ルーブルで行ってきます。

立ち乗りの人で溢れる車内。

利用者がたくさんいます。

コロムナまでずっと乗ってる人はあまりいないので待ってたらいつか座れます。

私は大きなおばあちゃん達の隙間にちんまり座れた。

コロムナに到着

今回のコロムナ小旅行の目的は3つ

①パステリ博物館でパスチラの作り方を学び、いろんな種類のパステリを試す

②カラーチ博物館でカラーチを入手

③コロムナの城壁クレムリンを見学

さみしい駅前を通って第一の目的であるパスチラ博物館へ

博物館のツアーはいくつもあります。(要予約)

どうしても参加したいツアーがある場合は博物館に何日の何時からか確認する必要があります。

がぶちゃんは前日寝る前に突然コロムナ小旅行を思いついたためイチかバチか参加したいツアーがあるか当日確認。

コロムナについてすぐにパスチラ博物館に直行!

レトロな制服を着たお姉さんにお茶付きのパスチラツアーがあるか確認。

ちょっとまってねと古びたノートを開き予定を確認してくれた。

なんとラッキーなことにその日16時から子供たちの団体のツアーが!

一人なので入れてもらえることに

ツアーまで1時間30分あるのでゆったりコロムナを散歩することに。

道路が大変なことになっています。

道路わきのお家も大変なことに

崩壊してます。

教会や修道院が並ぶ広場

シュコーラ(小学校から高校)がシンプルなのに可愛い どうやら帰宅時刻のようです。

こんにちはコロムナの黒猫!

”なでなでして〜”

コロムナのクレムリン! 城壁です。

壁だなあ

途切れてる!

そして、

なんだか新しいのでそんなに感動しない

どんどんいこう

途切れた壁の続き

壁は十分見たので戻っていきます。

③コロムナの城壁クレムリンを見学✅完了

カラーチ博物館へカラーチを買いに!

嘗て皇帝に献上されたという高貴なロシアの白パン

錠前みたいな形をしています。4個購入!

高貴な方々は細い部分を持ってふっくらした部分のみを食べたそうです。 持ち手は貧しい人々へ与えるそうですよ。 なんて贅沢な!

②カラーチ博物館でカラーチを入手✅完了!

パステリ博物館の予約時間が近づいてきたので博物館に戻ります。

途中で別のパスチラ博物館を発見

こっちの博物館では、コロムナ式お茶の飲み方の

レクチャーがあります。

サモワール博物館も!

いろんな種類のサモワールがひたすら並ぶ

一般のお家も綺麗にしてるな~

あれ?

窓全部絵www

ツアー開始

1735年

商人シェルシャービンによって

コロムナに初のパスチラ工場

が作られました。

かの有名なエカテリーナ二世もコロムナのパスチラが大好きだったそう。

1852年には第二の工場が商人チュプリコフによって作られました。

コスチュームのおじちゃんが18世紀の様子を語ってくれます。

パスチラ作りに欠かせないりんご!

一度にたくさん楽して洗うためにこんな機械をつくりました。

ガラガラ回すとりんごが水を通って

洗えたりんごが吐き出されるシステム​

そのまま食べれる綺麗で熟したりんごは使いません!

まだ青くて傷のあるりんごを使っていました。

りんごを潰します。

昔は木の棒でついて潰していました

それだと潰すのだけで1日かかるので

こんな機械を開発!

回すとりんごが潰せる!

潰したりんごはふんわりあわ立てた卵の白身と混ぜて

木の型に流し込みます。

かまぼこみたい!

これを直接カマドに入れてはいけません!

カマドの上の方にパスチラの型を置けるスペースがあります。

カマドの温度は200度以上あります。

昔はカマドを料理に使った後余熱でお湯をわかし

程よく冷めてきたカマドの中、または前で体を洗ったんだとか!

乾いたパスチラがこちら!

ピンクのはベリー入り

用意されたパン生地に白身なしのパスチラを詰め込んで焼きます。

おじちゃんがカマドの説明をしている間にあっという間に

パステリ入りのパンが焼けました!

パンも焼けたのでお茶にしましょう!

客間に移動させられるガブちゃんと小学生達

あらすてき!

先ほど焼いたパスチラ入りパンと五種類のパスチラが御茶請け

あったかい紅茶と一緒にいただきます。

白身をつかったふわふわパスチリや

白身なしのずっしりとしたパスチラ

どれも大変上品な味

18世紀には砂糖は金庫で保管して、

特別なことがあった時だけ食べることが許されていたそう。

そんな貴重な砂糖を使ってつくられたパスチラ

当時の人たちにとってどれだけ贅沢な一品であったことか

と18世紀の人々の暮らしに思いを馳せながら

一つ一つ味わいました。

しあわせ

博物館の隣にはカフェ兼お菓子販売所があります。

①パステリ博物館でパスチラの作り方を学び、

いろんな種類のパステリを試す✅完了!

暗くなってきたのでそろそろモスクワに帰ります。

帰り道で猫餌をにゃむにゃむしている

コロムナ猫にこんばんは。

さみしい駅前

またね、コロムナ!

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