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モスクワ郊外・グジェリ絵付けの旅

モスクワ郊外・グジェリ絵付けの旅

グジェリとは

青と白のコントラストの美しい焼き物です。 (実は青と白だけではなく、カラーのものもあります)

陶器の型どりから絵付けまで ひとつひとつ職人の手で作られています。

今回最大の目的はグジェリの絵付け!

自分で描いたデザインのグジェリがほしい!

今回はコロムナの時のように行き当たりばったりではなく、一週間前に予約をとりました。

グジェリ工場見学、絵付け体験のほかにも型取り体験もあります。(いづれも要予約)

近日参加できる絵付け体験はあるか工場に問い合わせました。

”土曜の3時半なら参加できますよ!予約入れておきますか?”

三分かからず即返信がきた!!

ロシアでは奇跡のような迅速、親切かつソフトな対応!感激!

もう何としてでも行きます。

個人での絵付け体験などは基本行っていないようで、一定数の参加者または団体での申し込みがあるときに催されるようです。 私は子供たちとそのお母さんの団体に混ぜていただきました。

動物の置物500ルーブル カップ 600ルーブル ソーサー 600ルーブル カップとソーサーセット 1000ルーブル

せっかく絵付けを目的としてはるばるやってきたので迷わずカップとソーサーセットに!

グジェリの工場の集中している地域に行くためにはエレクトリーチカにのってイグナチェボ駅まで行かなければなりません。

ここで注意しなくてはならないのは、イグナチェボ駅の一つ前の駅の名前がグジェリ駅です。

名前がグジェリだから下車したくなりますが

間違ってグジェリ駅で降りないように・・・!

るんるん気分でイグナチェボ駅に降り立つがぶちゃん

なんもないよ!ここ!

駅前メインストリートが原っぱですか!

すごい田舎具合!

コロムナの駅前をさみしいと書きましたが

イグナチェボ駅はさみしいどころではない。

怖いくらい何もない

遠くに教会が見えます。

そして通行人によってひらかれたとみられるドロドロの道。

30分ほど殺風景な道をてくてくしていくとひっそりとした住宅地が見えてきます。

貯水池を右手にもう5分ほどいくと工場の看板が見えてきます。

左の150メートル先と記さてれいるほうが目的のグジェリ工場です。

右の50メートル先のほうに行っても何もありませんww

民家と小さなスポーツジムがああるだけ

潰れたのかな?

右に歩いていくと左手に野外サッカー場があります。

本当にこっちであってる?とぎりぎりまで不安になるほど分かりにくいです。

たどり着いたのはいいけど40分早い!

売店のおばちゃんにはもう入ってみたら??

って言われたけど日本人としては遅れても、早すぎても失礼!

かなと思いお散歩することに。

なるほど

これがシティーセンターのショッピングセンターですか

小さいな

猫ちゃんとこんにちは。

撫でてほしいのか寄ってくる猫

モスクワの猫カフェで猫アレルギーが発覚したので撫でません!ごめんよ猫!

住宅地をぐーるぐる歩き回って時間をつぶす

3時25分に再び工場へ

警備員のおじさんとこんにちは。

事前に連絡を取っていたお姉さんに電話してもらう。

でない!

何回もかけてもらってるのに

でない!

予約したじゃん!

おじさん曰く、工場内は職員が一緒でないと通過することができない

とのこと。

ここまできて絵付けできないのは悲しすぎる。

がぶちゃんも自分の携帯から鬼電!!

警備員のおじさんも呆れて一言

”なんて人なんだ、約束しといて忘れるなんて!”

待つこと10分あきらめて帰ろう・・・

出口を出たまさにその時!

電話が!!!

わーーーーーー

お姉さん: 

 ”電話がかけていただいたようですが、どなたでしょう?”

ガブちゃん:

”予約した、がぶちゃんです”

お姉さん: 

”(。´・ω・)ん?”

ガブちゃん:

”いやいや、了解のお返事ももらいましたよ。”

お姉さん: 

”あ、メールくれた方ですね!”

ガブちゃん:

”入り口にで警備員さんと待ってます”

お姉さん: 

”いまいきます!”

ここまできてグジェリなしにならなくてよかった〜

さっさと始まるレクチャー

思ってたより全然若いお姉さん!!

はい、この黒い絵の具がコバルト

これを水で薄めると薄い青に

濃くすると濃い青に焼きあがる

って言いながら

ササッ

と花と葉っぱを書き上げたお姉さん

何も買いてないカップとソーサーを渡され

1時間!

4時45分までね!⭐️

と言い渡されスタート

苦戦しながらも

徐々にコツを掴み

完成!

ウラ〜ァ!

工場が驚くほど広く、

暖房が修理中で稼働していなかったため

ムッチャ寒い

寒くて凍死しそうなガブちゃんと

作品

電話番号を伝えて

だいたい二週間後に焼きあがったら連絡がきます。

モスクワの中心部にあるお店で受け取れます。

そとは真っ暗

人気もないし

街灯も少ない

こわーい道をビクビクしながら歩いて駅に向かいます。

ハラハラしながら駅に到着

イグナチェボ駅

完成品が待ち遠しい!

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